ゼロと湯じゃあば神隠し

「ふん!? 『30億のデバイスで動く(略)』っていうのかい? 長い名前だねぇ! 今からお前の名は『ゼロのデバイス』だ! いいかい、略して『ゼロ』だよ!」

ジャバ「(超クール…)」

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

ジャバ「(『ジャバ』でいいんじゃあ?)」

湯じゃあば「いいから、さっさと 利用規約をとばして Accept ボタンを押しな!」

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

しびれを切らした湯じゃあばは、うっかり Accept ボタンを押してしまった。

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

高速に伸びるプログレスバーは止められない。何かをインストールされた湯じゃあばは、30億のデバイスの一つとなった。

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

ジャバを止める者はもういない。湯じゃあばの持つ権利書はすぐに見つかった。湯じゃあばのデータセンターは、すぐに CDN に作り変えられていった。

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

最初は反対していた、かつての顧客。時がたつにつれ、湯じゃあばの事は忘れさられていく。 CDN が近くに出来たとみな喜び、ジャバを迎え入れていくのであった。

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

2038年になった頃、かつて30億あったデバイスは 20兆に達しようとしていた。湯じゃあばは、そのうちの一つのデバイスとして、今日も世界を支えているのであった。

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

『ゼロと湯じゃあば神隠し』より抜粋

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

「ふん!? 『ジャバ』っていうのかい? 贅沢な名前だねぇ! 今からお前の名は『スリービリオン』だ! いいかい、『ス・リ・ー・ビ・リ・オ・ン』!」

ジャバ「(超クール...)」

— トビーネット (@toby_net) November 14, 2017

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