ヤクの毛刈りと悪魔の鏡

これは実際の現場における惨状に似ており、人間がJS スタックを選定している間に、 jQuery でサックリ仕上げた人間らはその日にリリースして定時で帰宅する

— 生活最適化問題 (@toby_net) 2016年12月16日

僕も朝方、「もう少しでjQuery依存をなくせそうなんだ」と、非同期通信を fetch の pollyfil に置き換え始め、我に返り yak shaving を魔法陣に封印することに成功した

— 生活最適化問題 (@toby_net) 2016年12月16日

だが、封印は長く続かなかった。朝食を済ませた僕は、うっかり合わせ鏡をずらしてしまったのだ。魔法陣の横にあった肉がおいしそうなので、つい手が伸びたのだ。

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悪夢のyak が封印から解き放たれ、そのことに気がついたのは、家に帰ってからのことだった。その夜は、忘年会で飲みすぎた社長が、グポワァグポワァ言っているのを見送り、やっと帰路へついた日だ。

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次の日には悪夢と魔法陣は、紅いボタンに変わっていた。鏡と肉はデュークと餅に変わり果てており、やったね、朝食はこれで決まりだ。

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もはや shaving する yak はなく、ジャバがそこにあることは 不幸中の幸いであった。例えるなら、 dependency resolving 中の unresolved といったところである。

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『ヤクの毛刈りと悪魔の鏡』より抜粋

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