「こちらが1980年代のアパウォーターになります。」
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 9, 2016
トクトクとグラスに聖水が注がれる。まずは、じっくりと香りを楽しむ。水だ。
「水だね。」
「水です。」
芸能人やキャラの顔を展開図で印刷。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 9, 2016
組立てた仮面を被り、旅先から自撮りをアップ。
これこそが「脱コラ」ブームの始まりであった。
「脱コラ」が盛り上がる中、特撮メイクを施し、自撮りをアップするプロも現れた。ブームは「実コラ」「特コラ」へと分岐する。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 9, 2016
一息ついた人間は、ボディーアーマーから、アパウォーターを取り出した。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 10, 2016
通常、収納したまま吸引できるのだが、そのストローも戦火に焼かれていた。
そのうち、暑さからか、人間はアパウォーターを掲げると、頭から聖水をかぶった。ジャバジャバ。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 10, 2016
補給もままならない中、考えられないことであった。
次の瞬間、人間の肉は隆起した。ボディアーマーは、膨れたボディをアーマーすべく形を自在に変える。人間のフォルムにピッタリとフィットした形は、ピチピチのヒーローが着るスーツのようだった。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 10, 2016
人間は知っていた。元ソフトウェアエンジニアである人間には、筋肉が最大のソリューションであることは既知であったのだ。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 10, 2016
背中から取り出した棒を組立てると、肥大した手で掴みあげた。グッと握りしめられたコブシは、決意が表れたようであった。そして、スッと立ち上がると、プロジェクトに決着をつけるべく、現場へと向かった。
— にんじん栽培うさぎ (@toby_net) May 10, 2016