だいたいの人間がローカル時間系を他人と共有していて、ワールド時間系にそれぞれが変換したときも、だいたいは違和感がないらしい
— ト (@toby_net) September 9, 2018
しかし、異なるローカル時間系を持つ何かがあるとすると、例えば、今回の事件の凶器となった投げナイフ。
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この投げナイフがふつうに飛んでいって刺さり、急所に当たれば人をあやめるに、十分なほど鋭利であるとする。
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そして、そのナイフはただ一点を除いては、ふつうの投げナイフと変わらず飛んでいくことができる
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一つ違うことは、この凶器はローカル時間系がふつうのナイフとは真逆だということだった。
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この特異なナイフは投げるやいなや、他人から見れば、過去へと飛んでいき、ある時間の座標に標的がいれば突き刺さり、一瞬のうちにさらに過去へと消えてしまう。
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過去へと飛んでいくナイフがあり得るかどうかはともかく、実際に、そのナイフを持った殺し屋は存在したというのだ。
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どのように、ふつうとはことなる投げナイフの練習をしたのか分からぬが、それが、その殺し屋の差別化なのだろう。
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特殊ダウンロード犯罪捜査科(以下、特ダ科)の捜査官スカラは、現場を見ていた。そして、こんな事ができるものは、例の殺し屋エルムに違いないと考えていた。
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殺し屋エルムが関わると、いつも破っないな事になる。だいいち、ローカル時間系などというものを持ち出さなくては活けないのは、エルムがいるからだ。
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ほとんどの者や物はローカル時間系をワールド時間系、つまり共通の時間系に変換したとしても違和感がない。 エルムは別だ。
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エルムが逮捕されたとき、トイレに行かせれば、いつの間にか脱走。 あわててトイレに入った捜査関係者が突如、ズブ濡れになるいう始末。
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そのときに、スカラ捜査官がいなければ再度拘束は出来なかっただろう。スカラが言うにはその場にいればよいということだったが…。
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とにかく、エルムが、いつの間にか殺し屋として復帰していたエルムが暗躍しているとなれば、またスカラ捜査官の出番が回ってきたというわけだった。
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『特ダ科 事件簿』より抜粋
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