From java till you

メニューに「読みやすいコード」とあったから注文したら、スパゲッティが出てきた。俺が期待したのはペペロンチーノだって言って、シェフを呼びつけた。

— 便利評論家 (@toby_net) 2015, 9月 16

そうしたら、慌てて出てきたシェフが「ペペロンチーノもスパゲッティですよ」と言う。周りからは笑い声が聞こえてきた。

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「俺が言いたいのは、読みやすいコードを注文したのに、読みやすくないんだ」と言ったら、シェフが「お客さんそれは」

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シェフが「お客さん、それは食べやすいコードですよ」と言うから慌ててメニューを見たら、確かにそう書いてあった。

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恥ずかしくなって、今にも泣き出しそうになった。すぐざテーブルにお金を置いて、そのまま店を飛び出した。

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ジャケットを羽織り、サングラスを掛けながらゆっくりと店を出る。歩みがスローモーになったと思うと、背後の店は大爆発。顔色一つ変えずに、車に乗り込むと、俺は次の目的地に向かった。

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車を走らせた直後、爆発に巻き込まれたデュークが空から落下。車のコンソールには、WARNING の文字。

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気がついた時には、転がったデューク人形を避けていた。SAFEの文字が緑に光る。これが、ジャバカーか……。

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車をオートモードに変えた。腹はまだ減ったままだ。ナビから近くのジャバと軽食を出す店を選択。シートに深く腰掛け、しばしの眠りについたのだった。

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『From java till you』の冒頭より

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