リストバンド型の整理券あるのか。転売erも関節外せる人間が向いてる時代だ。転売バトルが少年誌で始まる日も近い。
— コピペ用: █████████ (@toby_net) 2017年7月22日
整理券も激化し、首輪型デバイスとなり、店舗を離れると自動的に燃えるようになる。
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夏にもかからわず、長いコートに身を包んだ客が表れ、整理券となるリストバンドを装着する。コートの腕は取り外され、リストバンドは回収された。義手であった。
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店員はその様子をモニタごしにじっと眺めていた。匿名化された脈拍がモニタに映し出されている。義手であることは明白であった。店員は該当デバイスの Disabled をオン。音もなく対策は終了。
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いよいよ時間になり現れたガスマスクの男。コートから渡されたリストバンドでは、商品の引き換えは不可能。拘束されるガスマスク。ヘッドセットごしに、ガスマスクはコートへと状況を伝えた。義手のダイコンをたたき割るコート。
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「本日のジャバボタンは売れ切れです！」店員の声。
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リストバンドを持ったはずの亡者らがため息をついた。
「対策」はまだまだ十分ではないようだった。解散。
ため息のスキを突き、ガスマスクは逃げ出していた。拘束された場所からは煙が広がる。床では噴出しながら強力パルサンが、缶ごと回転していた。
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ダム穴のように、客は店に吸い込まれていった。煙をものともせず、半ば暴動状態であった。リストバンドを商品に交換できなかった客は、店側の対策部署、社員らによって鎮圧された。
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午前9:00前のことであった。
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『ジャバ商戦を乗り切る4つのヒント』より抜粋
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