高速データ通信網・新幹線
— トビーネット (@toby_net) December 16, 2020
公共交通機関、人間をその精神や魂ごと運ぶ事ができるオーバーテクノロジーだ
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高速・大容量のデータ通信網が公共交通機関にかなうとは思えない。 今からでも、公共交通機関を復活させるべきだ ーー 公共交通機関仙人(2038)
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大容量のデータが積載された新幹線コンテナが、データハンターらにより襲撃を受ける
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ハンターらは、爆音情報を周囲へ配信しながら大容量通信網・新幹線と並走する
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データ輸送用新幹線には、2038年当時すでに爆破される線路はなかった。しかし、予定行路は存在する。
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新幹線は迎撃システムを起動し終えており、ハンターらの過激な行為を、今か今かと待ち構えている
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新幹線からの警告音声が鳴り響く中、ハンターの車両が吹き飛んだ。 新幹線の利用規約にある迎撃境界へと、ほんの少し触れた者の末路だ
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後方にて煙を上げるハンター車両は、見えなくなっていた。新幹線の迎撃車両上部のタレットはそれぞれが死角をかばうよう、射線を確保。いつでも残りのハンターを粉々にする用意が出来ていた
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半分以上は脱落しただろうか。残りのハンターは執拗に新幹線を追跡する。
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あるとき、新幹線は複数の車両をともない、複数に別れた。 それぞれが異なる航路をとるようだ。 別々の目的地に向かうのか、それともダミーなのか
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いずれにせよハンターらには、目的のデータを積載したコンテナは分かっていた。追跡機が指し示す方向へ向かうだけだ。
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しかし、ハンターが追った車両は罠であった。 コンテナに見せかけた重武装車両は、またたく間にハンターの車両を吹き飛ばした。ただ一つの車両を除いては
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仕事仲間であったのだろうか、それらの犠牲をともない、ハンターの何人かはコンテナにとりついていた。
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一瞬、タレットの激しい追尾が止んだのち、爆音が響き、小型の対人タレットは内装がむき出しになっていた。 とりついていたハンターの設置物が機能したのだ。
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一部破損しながらも追跡を止めない対人タレットは、すべてのハンターを粉々に打ち砕いた。
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重武装コンテナ型新幹線が去る中、煙を上げ、転がる複数のハンター車両。あとから落ちる慈悲なきハンターそのものの破片。
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安全確保を確認したのか、重武装コンテナは、タレットらを格納した。その中には、まだ一度も使われていない様々な兵器が見え隠れしていた
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『高速大容量通信網・新幹線』より抜粋
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