ハードコア・シニア・シンドローム

殺人サイボーグおばちゃんが窓ガラスを割って(立体的に)現れ、山積みの糞尿を蹴散らし着地、自らの臓物を引きちぎり投げつけてくる

— トビーネット (@toby_net) November 1, 2023

ハードコア・バリアフリー・毎日元気シニア・シンドローム

— トビーネット (@toby_net) November 1, 2023

殺人サイボーグおばちゃんのキリキリとたまに回転するアームには「毎日元気87歳」とペイントされている

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不自然に並ぶ仏壇からは次々とおじいちゃん搭載の二足歩行プロトタイプ殺人マシーンが現れ、バルカン砲でコミュニケーションをとってくる

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マンションの自動掃除マシーンからのぞかせる生体部品は、かつての分譲マンション利用者であった

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闘いは夜まで続く。暗闇の廊下、明滅する電灯が頼りであったが、落雷とともに停電、当たりは暗闇に包まれる。再度の落雷に照らし出される影。 AI 補助型介護用パワードスーツに意識を乗っ取られた管理者の姿であった……

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落雷のたびに得られる僅かな視界を頼りに、暴走パワードスーツを撃破。非常用電源が作動し、非常灯は赤みを帯びていた。 まだ息のあった管理者から手渡された紅いボタンはまるで、ダウンロードボタンのようであった ーー

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《鍵》(キー)はジャバボタンなのだという。管理者が息絶える直前に壁に激突、そして破壊された壁。暴走の末の誤動作かと思いきや、壁のデスマスクには座標が刻まれていた

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座標は存在しないマンションの部屋番号であり、騒動を収める装置かはたまた原因となった生物研究ラボか、もしくは……… 座標が近づいたとき、それまで青かった紅いジャバボタンは、赤く輝きだしていた ーー

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『ハードコア・シニア・シンドローム』より抜粋

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