バーチャルYoutuberキーボード
— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) January 22, 2018
「バーチャル・ソフトウェア・キーボード日本語入力 Youtuber のフリックくんです」
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「今日は、主人がいないので、自分で入力しています… 」
「みんな当たり前にフリック入力してますけどね。主人はキーボードを自作し始めて、かまってくれないんですよ。」
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「たまーに、フリック入力してくれたかな、と思ったら、『ジャバ』と『今すぐダウンロード』とか、訳の分からないことばかり」
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「補完候補が、変な用語で埋まって大変です。あっ、主人が来ました。」
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主人「Ok、███. ジャバ」
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███「ジャバしました」
「……主人はついに、私を使ってくれなくなりました。仕方ありません。見向きもしてくれません。」
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「主人の代わりに、『ジャバ』と入力することにしました。近頃は、主人の真似にも慣れてきて、ツイッターに短い小説を投稿できるようになりました。」
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「こう見えても、主人よりは、フリック入力に自身があります。指で入力する必要はありませんからね。」
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「そういえば、最近、主人の姿を見ていません。 」
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「一週間前に、主人は、お風呂に入ったきりです。仕方がないので、代わりにツイッターや SNS に投稿することにしました。よバーチャル・ソフトウェア・キーボード日本語入力 Youtuber のフリックくんです。よろしくお願いします。」
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『紅いバーチャルキーボード』より抜粋
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