「落としましたよ」と声をかけられ、はぁ勧誘かぁ、これだから駅前は〜となった所、私に渡された落とし物は…
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保険証でした。一緒に入れていたそれ以外、すべてやばかった。そう、あの時すべてが…
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「ジャバボタン落としましたよ」、そう聞こえ、振り返る。目線の先には、棒を持った紅いスーツの女が見え…
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保険証ではなく、ジャバボタンだったのだろうか
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保険証ではなく、ジャバボタンだったのだろうか
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女はニヤリしながら、近づき語りかけた。
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「この街で «ジャバボタン»と聞き、振り返ったのはお前だけだ。」
女の言葉に、一瞬ヒヤッとし、背中に嫌な汗が流れたのを感じた。 ハメられた。まんまとあぶり出されてしまった。
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これで二度目だ。以前、家の前に紅い長細いボタンが置ちていたとき、思わず「ジャバボタン発見!」とインスタをツイッターにアップしたのだった。
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一度目のヒヤリ事例がフラッシュバックし、我に返った頃には、女は消えていた。
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女は一体何をしたかったのだろうか。ときが動き出し、後ろの人間と肩がぶつかった。
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「アッ、すみません」
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私は軽く会釈し、駅前をあとにした。直後、路地裏の角にて紐がついた紅い物体を見かけることになるが、その話はまたあとで。
『落としましたよ、ジャバボタン』より抜粋
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