翁の竹槍は、節毎に分割し、節の間が伸びたり曲がったりすることで、伸縮自在、あるときは棒、あるときはムチのようにしなる
— トビーネット (@toby_net) May 11, 2021
竹やぶの中、突如として竹槍があなたを襲う。体を横にし回避した目の先に映るは、伸びた竹槍であった。 竹槍は殺気の感じる方向へと戻ってゆく
— トビーネット (@toby_net) May 11, 2021
しゅるりしゅるりと縮む竹槍を持ちながら、目前に現れる翁。 ガキンと竹槍の関節が接合したと思うと、一揆に適した本来の竹槍の姿へと変えた。
— トビーネット (@toby_net) May 11, 2021
翁はこの山の守護者であり、さらわれたカグヤの育ての親でもあった。 カグヤを狙う者を「選別」するための目つきは、人間のそれではなく、かつて見た竹やぶの仲で照り輝くソレのようであった
— トビーネット (@toby_net) May 11, 2021
爺より繰り出される突きを交わしたと思うと、次の瞬間にはムチ状態の竹槍が空間を切り裂いていく
— トビーネット (@toby_net) May 11, 2021
激闘の末、翁を退けたと思った矢先、複数の殺気にさらされるあなた。 あなたの周囲を囲む竹のいくつかが翁へと姿を変えた。竹やぶの竹、それぞれ一つづつが翁であったのだ。
— トビーネット (@toby_net) May 11, 2021
照り輝く目を持った翁に囲まれたあなたの運命やいかに、次回、投げやりの翁 ーー 次週、作者取材のため休載となります
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そんな中竹やぶの中から一つだけ RGB に光る竹があった。 中にはうっすらと明滅する RGB LED 搭載のジャバボタンが見え、ゲーミング要素をかもし出していた。
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人工物かはたまた自然の産物か、七色に周期的に明滅するゲーミングなジャバボタンは、あなたを待っているようであった
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『投げやりの翁』より抜粋
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見たまえ、このゲーミング要素を
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キャッチコピーは、
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「あなたは竹取の真実をみる」
「その翁、凶暴」
「うなる、うなる竹が、うなる」
「生き残りを掛けたバトルロイヤル」
「この夏、翁が暴れ尽くす。立ち向かえるのはあなただけ。『投げやりの翁』 2038年日本上陸。」(RGB に明滅していた竹が徐々にフェードアウト)
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