師「疲れたでしょう。そこに腰かけてなさい」
— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 24, 2018
人「師よ、このベンチはノットジャバです」
師「では私が座るので、その上に腰かけなさい」
こうして、人はジャバの上に乗り、足を休めた。
人「師よ、長くあなたと居ますが、未だジャバが分かりません」
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師は何も言わず、2つの物体を差し出した。
人「…。左がジャバで、右がノットジャバですか?」
師は首をふった。間違いらしい。しかし、師はすぐにジャバボタンをひと押しすると口を開いた。
師「これ以上、教えることはない。」
人「ノットジャバ!ノットジャバ!」
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師「これ。何でもノット認定すればよいものではない。」
人「では、この庭に広がる東海砂利はジャバだというのでしょうか。」
師はヤレヤレと首を少し振りながら答えた。
師「その砂利の中からジャバを見つけるのです。」
人「師はいつも曖昧に、そして話をはぐらかそうとします。」
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師「あなたとジャバ」
人「今すぐダウンロード」
師「この中に、曖昧な部分などあったかね。」
人「師よ、ダウンロードがうまく行きません」
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師「…。ルーターとハブを再起動してみなさい。」
人が機器に近づいたとき、思わずジャバと声がもれた。ハブに刺さったLANケーブルのもう片方が、同じハブに刺さっていたのだった。
人「師よ。『ハムレット』の一節にこうあります。「ジャバかノットジャバか、それが問題だ」と。どういうことでしょうか。」
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師「それは『アプレット』の間違い。」
『ジャバ問答』より抜粋
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