納期が目前に迫るやいなや、キーボードを「ズンッ」と床に落とし、相方に「こんな重いキーボードを使っていたのか!?」と本気アピールするエンジニア
— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) April 26, 2018
「そのコードだけど… ちょっと貸して」と端末を触った同僚が、あまりに打鍵感が重いキーボードに一文字も押すことができず、冷や汗が出てくる回。
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「どうした。レビューはまだ始まったばかりだぞ。」
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打鍵が重すぎて押せないキーボード。
「ば、馬鹿な! こんな事が…」
思わず握ったポインティングデバイスは、動く気配をみせない。裏にネオジム磁石でも付けてあるのだろうか?
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「どれ、ここのことか? 」と軽々とポインティングデバイスを動かすあなた。同僚はそのデバイスを「漬物石」と呼ぶことにした。
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同僚は、あなたが手すきの間、ジャバボタンを何度も握ってはゆるめ、握ってはゆるめを繰り返していることを見逃さない。「秘密はあのジャバボタンか…」
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レビュー中、同僚があなたに話しかける。 「その手の紅いボタンは…?」
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ん?という顔をしたあなたは、うっかり手を滑らせてしまう。
その後、救急車が到着。運ばれる同僚。 同僚がいた付近の床は、爆心地のように円周状にタイルが割れていた。その中心には、ポツンと紅いジャバボタンが鎮座しているのだった。
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『重力・メカニカル・ボタン』より抜粋
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