日々のジャバの摂取が精神の安定をもたらす
— { } 太郎 (@toby_net) March 3, 2016
ジャバの血中半減期は、見たところ3,4時間。ニコチンに近い。
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休憩室にて喫煙者に混じり、ジャバを吸引する。もはや日課である。
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ジャバの効能は、個々人により違うという。作用する時間も人により異なると言われる。
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ヘビーダウンローダともなれば、一時間に一度は濃いジャバ情報を摂取せねばならないという。こうなると、ジャバ中毒である。
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以前、匿名空間で見た記事によると、1日でジャバをストレージ一杯にする者も見られた。
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匿名空間の話は、この際、おいておこう。とにかく、ジャバの摂取には、それなりのリスクがあることが分かって頂けたであろうか。
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近年では、ジャバの周囲に与える影響が問題になってきている。
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ジャバの摂取は、周囲の人間を同様にジャバする者へと変えることが分かってきた。
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キハヌジ共和国、同国立大学のジャバ研究グループ(以下、ジャバ研)によると、ある種の人間が特にジャバの影響を受けやすいという。
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ジャバ研による実験では、「国内のSNSによる影響調査」と称し、被験者にジャバをダウンロードしてもらった。
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被験者を複数のグループに分け、複数人でダウンロードしてもらう。半数のグループには、日頃からジャバしている人間を紛れ込ませた。
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ジャバしている人間がいるグループは、いずれも、みなジャバジャバいうようになった。
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実験終了後の休憩室でも、ジャバジャバする様子画見られている。
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ジャバする人間がいないグループではどのような結果であったか。
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全員ジャバするようになっていない。だが、何人かはジャバする人間が必ず現れていた。不思議なことである。
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これは、実験に使われたダウンロード材が、ジャバであったため、と予想されている。
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スタッフにヒアリングを行ったところ、「ダウンロード出来るものならば何でもよい」との支持を受け、研究費の兼ね合いもあり、無料のジャバを選んだというのだ。
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その後、当該スタッフは、ジャバによる影響が私生活にまで及んでいるレベルであるとわかった。
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(彼は検査後、即入院となったので、安心してほしい)
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同研究グループは、ジャバジャバ言うようになった被験者の健康面に関して、追跡調査を行った。
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一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月、一年、二年、四年、八、十六、… 千二十四… 六万五千五百三十六年後、それぞれ健康面をチェックした。
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いずれも健康面は良好。
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千二十四年後の被験者の中には、白くやせ細ったものもいたが、こちらのドロップキックに悲鳴一つ上げない様子であった。まるで死体かラグドールと思えるほど。
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チョークスリーパーを掛けた所、ギブアップせず、二時間に試験は打ち切られた。
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このように、ジャバは多少の依存性や感染性が認められるものの、健康面にはむしろプラスの効果があると判明した。
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ジャバは今後の人類の発展に、期待できる概念と言える。
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ジャバ研は、以前にジャバ文学賞を受賞しているが、今年も何らかのジャバ賞を獲得すると、見られている。
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『ジャバ研』より
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