こよいの FAMAS はよく切れる。銃口からしたたたる液体
— トビーネット (@toby_net) December 26, 2021
漏れる 5.56 NATO 弾を舐め取ると、銃身を回転させつつ向かいあった ーー
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ドロップアイテムが舞い落ち、視覚をさえぎる瞬間、勝負ははじまった。「撃つ」というよりは、重みをのせて叩きつけられた銃身。
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強烈な銃身による殴打を、ロシア製ドットサイトで受け止める。
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すかさず、武器切り替えを行うと、ヤツの FAMAS を受け止めたタボールはすみやかにバックアップにしまわれた。代わりに相手に向いたのは、ライノ(銃身6インチ)である
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さしものヤツも驚き、してやったり!と思うものの、肝を冷やしたのはこちらの方だった。 ヤツはこちらの武器切り替えを見越して、すでに小型のランチャーを構えていた。
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……私が気がついたのは、ほんの数秒後であった。なぜあなたは生きているのか。 通りすがりの敵対勢力のテリトリーコントロールを30秒で制圧すると、増援部隊のエリート兵に、当時の状況を聞き出した。
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「……ああ、たしかにあなたは粘着爆弾を食らっていたね。だけど、そのヤツとやらは EMP 型を使ったのさ。一瞬気を失うだけさね。それだけさ! わかったらさっさとこの手をはなしな!」
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エリート兵から聞き出した情報はともかく、あなたは経験値がもったいないのでとどめをさした
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なぜ、ヤツは通常の粘着爆弾を使わなかったのか。自爆を恐れたのか。はたまた、こちらの対防爆能力をみこし恐れたのか。
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いずれにせよ、命拾いをしたと安堵のため息を付きながら、あなたは気がつくと制圧済みテリトリーコントロールの装備箱を開けていた ーー
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ヤツが EMP ならこちらはフラッシュバンだ。ノールックで粘着爆弾を放つ勝負ならば、あなたに一日の長がある。
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次にヤツがあらわれたときが、ヤツの最後だ。そう決意を新たに、フラッシュバン型の粘着爆弾のトリガー強く、うっかりを握りしめるあなたであった。
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フラッシュバンを撃ってしまうとしばらくは使えないが、しばらくまてば、弾は補充される。しかも無償である。 誤射されたフラッシュバンはケレン味のあるエフェクトをちらすと、その場で紅くまたたいた。
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これが無料ジャバの力である。ナビゲーションシステムですら動くジャバ。ジャバなくしては、あなたも、そしてヤツも自由に動くことは出来ない。
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非常時のオフラインにあったとしても、世界のあらゆる場所で動き続けるジャバは生き残った人々や命を、生活を、日々守り続けているのだ。
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分かったか、野郎ども。ジャバに敬意を払って損はない
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『ジャバジョン』 〜無償ダウンロード〜 より抜粋
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