ジャバ・マックス

公営ジャバ取締武装組織

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

この辺りで、ジャバが動くデバイスが検出されました。危険です。市民の皆様は、ただちに避難してください。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

デバイスを発見されたかたは、連絡ください。決して手を触れないで下さい。ジャバの感染の恐れがあります。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

狂乱したジャバ信者が、ボタンのようなものを持って立てこもっていた。ビルからは、アイパッド、アイパッドとも叫ぶ声がこだましている。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

「今すぐデバイスを捨てて出てきなさい」「うるせー!ジャバをダウンロードさせろ!」ジャバーッ!ジャバーッ!

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

「こうなっては、手のつけようがない……」ハッ「そうだ、特ダ科のジャバ警部をよべ!」

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

『特ダ科』とは「特殊ダウンロード犯罪捜査課」の略だ。手のつけられない凶悪ダウンロード犯罪に対抗するために新設された。現在、所属はあなたとジャバ警部の二名!

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

「特ダ科、出動だ!」一輪のバイクをウィリーさせながら、ジャバ警部は現場に到着!「おおっ早いな」「なあに、今すぐ来たまでよ」

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

「ジャバはどこだーッ、ジャバはーッ」どうも立てこもり中の男は自分の手に持っているジャバボタンは、目に入っていなようだ。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

「ジャバはどこだーッ、ジャバはーッ」どうも立てこもり中の男は自分の手に持っているジャバボタンは、目に入っていなようだ。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

「いつもこんなのを相手にさせられちゃあな」ジャバ警部は悪態つきながらも、またたく間に、自身のデバイスにジャバをインストールした。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

その時、ちょうどジャバの稼働数が30億デバイスを超えた。あなたは警部に叫ばざるを得なかった「警部!これは罠だ!」

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

発生したジャバはまたたく間に広まり、世界はジャバで埋め尽くされたのであった。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

ー 数年後 ー ジャバーッ!バキッ! 「一億デバイス目、駆除完了」 《了解》 「ふん、悪く思うなよ」 《おめでとう。あと29億デバイスだ。》 「チッ、キリがねえな」

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

《次のジャバ内蔵デバイスは、東へ3キロだ》 「ジャバ使いの粗いこったぜ」 《何か言ったか》 「何でも(ない)」

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

ボロ革のジャケットを着込んだ元ジャバ警部は、先の見えない明日へと歩きだしたのだった。それは見えなくとも、ゆっくりと確実に次へと進む道であった。

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

『ジャバ・マックス』より

— 箱 (@toby_net) 2015, 6月 20

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