タイトル不明 (ジャバ6)

「ふぅ…」男はため息をつくと "ジャバ6" と天板にテプラされたモバイルPCを閉じた。戻ることは無いと思っていたプロジェクトに再び呼び戻されたのだ。 「昔取った杵…いやエクリプスはどうだ?」 「──ああ、最悪だ」 戸口にモヒカンが立っていた。額には"静的"のタトゥー。友人だ。

— ゆきうら (@el_syncy) September 3, 2015

「ジャバはウインドーズでもリヌクスでも動く。30億のデバイスは伊達じゃない。理解できるか?」モヒカンは得意げにそう言うと、アンドロイド端末を取り出し何やらリズムゲームのようなモノを始めた。宗教上の理由でアンドロイド端末を避けてはいるが、どうやらそのゲームは流行っているらしい。

— ゆきうら (@el_syncy) September 3, 2015

「あゝ諭吉が溶けた!」 「なんだそれは、エフエックスか何かか?何故、金が溶ける?」 「」 モヒカンに聞いてみたが返事が無い。

— ゆきうら (@el_syncy) September 3, 2015

キャバーン‼︎ 代わりに電子入金音が響くだけだったので、俺はそろそろと帰り支度を始めた。

— ゆきうら (@el_syncy) September 3, 2015

ジャバ名作劇場 に戻る