特ダ科 事件簿

ハンガリアンの惨劇

ハンガリアン殲滅隊が「処理」こまねいていると、発案者シモニーを信奉する教団が現れた。彼ら彼女らは、円形にカタカナで「シモニー」と描かれたジャケットを脱ぎ捨てる。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

みるみるうちに肉体をふくらませる膨れ上がる信奉者たち。中には、機械化された体のものも見える。何人かの者たちが姿を消した。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

アプリケーション・ハンガリアン、システム・ハンガリアンなど、区別なく、武装した信奉者らは「書き換え」て行った。 それはもはや「リファクタリング」と呼べるものでは無かった。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

様子は、ハンガリアン殲滅隊の制止を無視するかのようだった。そもそも殲滅隊など目に入れていなかったのかもしれない。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

信奉者らは、すでに「書き換え」を行っていた者らと合流したようだった。 (場面転換)

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

到着した特殊ダウンロード犯罪捜査科、通称「特ダ科」のスカラは、自動一輪から降りることなく、惨状を確認。殲滅隊は文字通り「殲滅」させられていたのだった。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

ただ闇雲に「書き換え」を行ったと思われる者たちの「処理」に巻き込まれたのか、口封じなのか分からぬが、惨劇が行われたのは確実であった。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

現場を確認した特ダ化のスカラは、一輪を勢いよくウィリーさせると、蒼い光を残しながらその場を去った。

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

『特ダ科 事件簿』「ハンガリアンの惨劇」より抜粋

— 小学ニ年生 別冊付録 (@toby_net) March 20, 2018

ジャバ名作劇場 に戻る