ハンガリアン殲滅隊が「処理」こまねいていると、発案者シモニーを信奉する教団が現れた。彼ら彼女らは、円形にカタカナで「シモニー」と描かれたジャケットを脱ぎ捨てる。
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みるみるうちに肉体をふくらませる膨れ上がる信奉者たち。中には、機械化された体のものも見える。何人かの者たちが姿を消した。
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アプリケーション・ハンガリアン、システム・ハンガリアンなど、区別なく、武装した信奉者らは「書き換え」て行った。 それはもはや「リファクタリング」と呼べるものでは無かった。
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様子は、ハンガリアン殲滅隊の制止を無視するかのようだった。そもそも殲滅隊など目に入れていなかったのかもしれない。
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信奉者らは、すでに「書き換え」を行っていた者らと合流したようだった。 (場面転換)
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到着した特殊ダウンロード犯罪捜査科、通称「特ダ科」のスカラは、自動一輪から降りることなく、惨状を確認。殲滅隊は文字通り「殲滅」させられていたのだった。
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ただ闇雲に「書き換え」を行ったと思われる者たちの「処理」に巻き込まれたのか、口封じなのか分からぬが、惨劇が行われたのは確実であった。
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現場を確認した特ダ化のスカラは、一輪を勢いよくウィリーさせると、蒼い光を残しながらその場を去った。
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『特ダ科 事件簿』「ハンガリアンの惨劇」より抜粋
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