FreeMonoid って何だ…
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
キッ、キサマ!なぜ、突然に再帰的な木構造になっている!服を着ろ!
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
こ、こ、この人間、なぜツリー上に自身を展開しているんだ!?気でも触れたかっ
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
紅いドレスをまとい細長いボディに見えた人間。その膨らみにも見える箇所をおそるおそる押下したとたんのことだ。状態を遷移、その形を変えつつあった。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
あられもないデータ構造が、値を伴うか、無か、自身を少なくとも2つ含む節が、顔をのぞかせた
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
「これが Free 、今すぐダウンロードの深遠だとでもいうのか」
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
どこかしこに無料の面影はあるものの、確かにそれはジャバなるものではあったが、無料とは似つかない Free であった。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
「わかるか。これが Free だ」
気がつくと深くフードをかぶり、顔を見せない男が立っていた。
袖からは、か細い腕が覗かせていた。まるで霞でも食べているかのようであった。しかし、肌のツヤからすると老人には見えない。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
あなたの標準出力からテキストが漏れ出していた。
「こんなのが無料だなんて!認めないぞ!絶対に」
今から思うと、それは目の前の Freeness を受け入れることを拒んでいたかのようだ。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
「いいことを教えてやろう。お前の友人、そうリストもまた Freeなのだ」
フードの人間からは、思わず Permission denied に遭遇したような言葉が飛びたした。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
「ウワーッ!」
あまりのショックにシャバのことはどうでも良くなっていたのかもしれない。
あなたは、その場を離れ、体調不良を理由に一目散に帰宅した。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
部屋にコートをかけ、冷や汗で濡れたシャツを変えた頃には、息苦しさや不快感は収まっていた。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
いつものようにパソコンに火を入れ、画面を見たあなたの喉はつまりはじめていた。息苦しさに耐え、その原因を突き止めようと、凝視した先には、紅いボタンがあった。
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「Free Java Download」
背後には、人間と思わしき気配があった。
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015
「FreeJavaDownload」より
— 一億抜刀 (@toby_net) December 29, 2015