脱ジャバ化に見るポストアポカリプス社会

Fallout4 、相方といい感じになり、いよいよ「ロマンスコマンド」が選択可能になった瞬間、街をボス級モンスター「デスクロー」に襲われ、会話中に殴られマウントされ、視界が歪み、何が何だかわからないうちに、前回のセーブポイントに戻された。そうか、夢だったんだな。

— ダウンロード今日! (@toby_net) 2017年1月26日

会話の一部は、確率が成否に影響あたえるため、いい感じの会話にも緊張感が漂うゲーム。その中、後ろでは銃撃が始まる。住人が応戦している。武器は与えてある。レーザーやショットシェルが飛び交う。会話に集中…集中だ… 目の前にいたはずの相方が、巨漢のモンスターに?

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相方はどこへ!? と視界を降った瞬間、鋭い打撃。次には、画面全体をぼんやりさせるエフェクト、声が霞む演出、明らかにプレイヤーに危機的な情報を知らせている。

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ショートカットキーを押し、近接用武器に切り替える。いや、切り替えたはずだ。

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「放射能汚染のハードオートマチック・コンバットショットガン」。一見するとただのショットガンだが、オートマチックに連射できそう。さらに、着弾と同時に +50 の放射線ダメージを与える。いつか激戦の末に手に入れ、改造したばかりのものだった。

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「できそう」という自身のなさは、うかつにも試射をし忘れた表れであった。そんな事を思っているうちに、体制を立て直そうと、もがく。しかし、完全に馬乗りされている。視界がぼやけ、銃の狙いは定まらない。

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そもそも俺は銃を構えているのか? ショットガンを相手に向けているのか?そんな事も確認できず、気がつくと、前回の休憩地点に立っていた。

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許さん… 今までの苦労を。まだ襲撃には、ほんの少し時間がある。もう一度挑むチャンスだ。

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特殊攻撃を連発できるよう SP の上限アップ料理を口に含み、SP回復の調理肉をアーマーに貼り付ける。さらに力と注意力を上げる薬剤を取得、中毒表示が出たが構うものか。即座に中毒をリフレッシュする薬剤を使用。

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あとは、敵を気配を感じる錠剤、特殊攻撃時の命中率を上げる錠剤、それぞれを服用。 極めつけは、15秒だけ世界がスローモーになる薬だ。特殊攻撃時にも、世界はゆっくり進む。そのような世界なのだ。

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相方が予定通り話しかけてきた。だが、ゆっくりした世界では、会話が聞き取れない。先行していた住人の応戦が、やつの登場を知らせた。警報装置いらずだ。

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特殊攻撃を発動。さらに遅くなる世界の中で、敵の位置を確認する。ショットガンでは遠すぎる。すぐさま、暗視スコープ付きハードロングバレルのボルトアクションライフルに切り替える。

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再度、特殊攻撃、一瞬のスキに相手の位置を確認すると特殊攻撃を解除。そのままの向きからスコープを覗き、一撃。頭は外したがダメージあり。ここまで、10秒以内。

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ライフルの反動が大きく、スコープ越しには速射できない。スローモーが切れる。次の薬を投入。世界は遅いままだ。

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特殊攻撃でエイム、部位ダメージを見ながら、スコープ越しに一撃。倒れるまで、撃ち、世界の遅さを保つ。結果的に、突撃した住民を盾に、敵射程外から撃破。

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一段落の後。相方に話しかける。どうやら忘れていなかったようだ。住民は「いいところで来てくれた」「あんたがいなかったらどうなっていたか」いや、二度とこの拠点にくるか、そう言いそうになった。

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今回の件で学んだこと、安全を確保した上で会話を楽しむこと。スナイプとスローモーの相性は高い。特殊攻撃は発動せずとも、自動エイムに最適。

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ジャバをダウンロードするものは、いずれジャバにダウンロードされる。ふと、浮かんだ教訓である。

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あいにくこの世界にジャバは用意されていない。しかし、ジャバ世界のハウトゥは応用できるようだ。(どこかの酔狂な輩が、世界の扉を開け、ジャバを導入しなければ…)

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「ジャバを笑うもの、いずれ、130億のデバイスの一部となる」このような格言も伝えられており、核戦争後のサバイバルには有用と思えるときが、来るに違いない。

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『脱ジャバ化に見るポストアポカリプス社会』より抜粋

— ダウンロード今日! (@toby_net) 2017年1月26日

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