特ダ科誕生の歴史

迎え撃つは150億以上のデバイス
— 小学ニ年生別冊付録 (@toby_net) February 4, 2018

あなたは、一つ一つのデバイスにジャバを渡すと、決戦に備えるのであった。
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150億以上のデバイスにジャバ配るため、人を通した多段認証システムを通す必要がある。
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「この3番目の印章は、かなりの角度を保持している。許可とみなして良いものか…」
「押印されているのですから、OKのはずです」
「うーむ…」
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「訂正印がありません。」「領収書の発行が必要とのことです。」「クレジットカードでの決済しか受け付けないそうです。」
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「この区分の申請の場合は、本人の同意書が必要でして」。あなたは、危うく申請書を破るところだった。
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装備が整い終わるまでには、22世紀になっていた。そうしている間に争いは終結した。
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騒乱が終わったあとも、ジャバで武装されたデバイスが住人として生活している。
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争いのあとも武装を解除せず、暮らす住民は、ジャバ街の治安悪化の原因と目された。実際、ジャバ動くデバイスを利用した犯罪は増加傾向にあるという。
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このような状況は、一度は解散した「特ダ科」(特殊ダウンロード犯罪捜査科)が再結成された背景の一つとして、抑えておく必要があるだろう。
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『特ダ科誕生の歴史』より抜粋
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