トンネル内にスプレーで描かれた「30億のデバイスで動くのに、客先で動かない」の文字列。
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金沢オリンピックが近いせいだろうか。自治体の美化政策の始まりとともに、トンネの文字列は消されていった。
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ある日、トンネルには「30億〜」の代わりに、子供の絵柄のグラフィックが現れていた。「今すぐダウンロード」、「150億以上のデバイスで動く」などと、無邪気なスタイルで描かれている。
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子供の描いたグラフィックは、人間の認知的、精神的アクセス権限に働きかける。子供が直接、描いたかは分からない。だが、少なくともトンネルの壁画は readonly になったようだった。
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自治体は、美化政策に際し、人間の認知ハックに詳しい専門家をまねいたと聞いた。
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うわさによると、公衆トイレから小便器を取り去ったのも、認知ハックの専門家による提案と聞いた。さすればトイレという文脈において、「小は大を兼ねる」などと主張する過激派も行動を起こすことが出来ない。
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『美化政策の実態』より抜粋
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