アンドリュー、彼はいかに紅いボタンを得たか

人生が180度変わったり、覆い隠されていたものが見えるようになったり、真理に一歩近づいたり、人生の成功のヒントは耳の後ろにあったりしたいものです

— ト (@toby_net) December 20, 2018

物事をはじめるにあたって大事なことは、あなたに賛同してくれる「第二の友」ともいうべき仲間を見つける事です。

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過去、多くの成功者を見てきました。彼らに共通することは、目的を同じくする仲間がいたということです。

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どのようにして彼が西部の採掘王のハートを射止めたのでしょうか。おどろくべき事に、彼はただ決断しただけでした。

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彼が思い切って、採掘王に会いに行ったたとき、思いがけない質問をされました。「私の助言を得たいならば、明日から秘書になるのです。今から5分で決めなさい。」

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そのとき、彼は少し考えたあと「Yes」と即答したのです。採掘王は、彼に見せないよう手に持っていた時計を確認すると、20秒も経っていませんでした。

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このとき、採掘王は3分でも過ぎたならば彼を追い返そうと決めていました。しかし結果はご覧の通りです。彼ならば、私のあとをつぐ成功者になるに違いない、そう思った採掘王は、

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今度はジャンケンをしようと言いました。彼は焦ります。こんな事は台本にもなかったはずです。

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ジャンケンの結果がどうであれ、採掘王は彼を溶鉱炉に沈める気はありませんでした。試していたのです。彼に、運があるかないか、そして運を恐れず前に踏み出せるかをです。

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そして、ジャンケンで勝った彼は、中央に置かれていたショットガンを手にし、採掘王の座を手中に収めたのです。

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この話の教訓として言えることは、決断が大事だということです。採掘王に会いに行く事も、最後にはショットガンを手にする事も決断なのです。

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視点は引き、自家用車のコンパネを抜け、座席へ。男が運転し、女はヒジをついてぼうっとした表情でいた。

「…その、話、おわったの? たばこ吸いたいんだけど」
「ああ、もう窓を開けていいよ。」

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男がコンパネを操作する前に、テープが排出された。女は問う。
「あんた、こんなの聴いてんだ?」
「…すり切れるくらい聞いたよ。同じのがトランクに20本はある」
「エッ」
思わず、たばこの灰を落とし、座席よりも衣類の灰を払う女。

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「悪いけどここで止めて。私、急用を思い出した。それに言い忘れたけど、私、夫がいるのよね」
「…分かった。じゃあ、また」

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車を止め、男は女を見送った。姿が見えないのを確認した男はトランクを確認した。

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恩納が去り、男はトランクを確認して言い放った。

「フー、うっかりしていた。こんなのを見られてはたまらない。彼女には降りてもらって正解だったぜ」

男の視線の先には、長く紅いボタンが、まるで死体のように横たわっていた。

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『アンドリュー、彼はいかに紅いボタンを得たか』より抜粋

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